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大国玉神社(おおくにたまじんじゃ)は、茨城県桜川市(旧真壁郡大国玉村)にある大国主命を祭神とする神社。愛称は明神さま〔茨城県神社庁:県内神社案内 。2013年11月16日閲覧。〕。旧名は鹿島大明神(鹿島明神)〔新編常陸国誌。〕。式内社(常陸国真壁郡、小社)。旧社格は郷社。旧字体で大國玉神社とも表記する。 == 由緒 == 創建は不詳。社伝では養老年間(717-724年)の創建としている〔。一説に天長年中(824-834年)ともいわれる。 六国史及び延喜式神名帳に記載がある古社である。 *続日本後紀 *巻六。仁明天皇の代、承和4年(837年)3月、新治郡佐志能神とともに「眞壁郡大國玉神」として「並預官社。以比年特有靈驗也」(霊験甚だ大であったために官社に預る)とある。 *巻十五。同12年(846年)、「奉授常陸國无位大國玉神從五位下」(従五位下を授けられた)。 *日本三代実録 *巻五。清和天皇の代、貞観3年(861年)9月、「授常陸國從五位下主玉神從五位上」(従五位上に昇叙)。 *歴史書のうち、唯一日本三代実録は神名を「主玉神」としているが、この神が大國玉神と同一神であるかははっきりしない。茨城県内には「主玉神」の比定社を称する神社は3社存在するため(鉾田市の主石神社、桜川市の鴨大神御子神主玉神社)、日本三代実録の見在社としては論社である。 *延喜式神名帳 *延喜5年(927年)、常陸国真壁郡小一座「大國玉神社」(常陸国28社の一つ)。 元禄12年11月(1699年)、水戸光圀公、四神の幡、日月の幡鉾を奉納〔。 明治6年4月(1872年)、郷社列格。 平成4年10月(1992年)、社殿改修。 古い地誌には名所「大国玉七井」として「宮前の井、久々津井、庚申前井、后の井、福泉甑井、福泉米井、福泉酒井」の紹介がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大国玉神社 (桜川市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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